――真裕サイド――
「んー……」
あ…痛い。
なんか痛い。
「っ…え…?」
はっと目覚めたあたし。
全身…主にお腹の痛みに首を傾げた。
「かえくーん…?」
いつもあたしを抱いて眠るあの人がいるのを想定して、ふと顔を右側に向けると。
「Σ!!? うおっびっくりした!」
…そこにいたのは、旦那ではなく赤子でした。
「お前はなに起きるなりアホ全開なんだよ」
「あらあなたおはよう」
「おはようというが、もう昼過ぎだ」
「うっそん」
「時計を見ろ」
あらやだ…。
三時。
これって、お昼の三時?
「…びっくり」
そっか…そうだ。
あたし赤ちゃん、産んだんだ…。
改めて、自分の右隣に眠る我が子を見つめた。
「……あたしの子?」
「いやそりゃなΣ」

