―――……
「あらユウキだ。おっはー」
「あれ。今日も星野楓いねーじゃん」
「春樹くん、ダメだってば…」
学校に着くと、いつもの如く日本人の三人組が声をかけてきた。
そういや、昨日も元々仕事の予定でどっちにしても楓は来てなかったもんな。
「どうかしたの? 星野楓」
「だ、だから結美ちゃんその呼び方…」
「まあ……今学校どころじゃないし」
「なになにどうかしたの?」
「んーまあ…ちょっと…」
たぶん勝手に言っちゃダメだよな…。
なんせ、生まれるのは藤峰家の五十二代目になる子だ。
単に知り合いの子が生まれるって話じゃないし…。
「もしかして奥さん、今度こそ生まれるとか!?」
「Σ」
すまん、バレたΣ
「マジで!?」
「きゃーっおめでとう!」
「あいつ父親になるの?」
「だから結美ちゃんあいつなんて言わないの!」
「いや、ちょっと…」
大声ではしゃぎだすから、思わず慌てて制止しようとする。
「大丈夫よー言いふらしたりしないから」

