秘密のMelo♪y⑦*完結編㊤*


あ…そういや、野木さんにも伝えないと、いつまでも玄関で心配しながら待ってんな。


「……」


いやでも今置いていくわけには…。

…ああ、みわ先生が来たらでいいか。


そう思って、横たわる真裕のそばに座り、ずっと背中を撫で続けた。



―コンコン



「失礼いたします」


三十分ほど経った頃、ノックと共に坂本さんの声。

みわ先生を連れてきたようだった。


「遅くなってごめんね。どう?」


「さっきからだいぶキレ気味に…」


「あはは。真裕ちゃんらしいねー」


「笑うなッ!!」


「投げん…」


「んうるさいッ!」


「……」


「…なんか言えよ!」


いや今うるさいっつったろ。


「お、お嬢様…」


坂本さんが、おろおろしながら心配そうに声をかけるも、真裕はまったくの無視。


でも、長いのはここからだった。