秘密のMelo♪y⑦*完結編㊤*


少し目を細めながら、そう言って。

父様は、こう続けた。






「…それらをつけた元凶である黒幕が、分かった」






…なんでだろう。

あたしはこのとき、ひとつも驚かなかった。

目を見開くこともなく…声を上げることもなく。

ドキリと、鼓動が高鳴るわけでもなくて…。

ただ、ただわずかに目を伏せて。



「…そう」



…と、呟いただけだった。








そしてこのとき、あたしの脳裏には。

一人の人物が…

浮かんでいたんだ――…。