―――……
「おっっっはっよーうかーえくん❤」
「……おう」
「あれ。寝てるのー?」
「……起きた」
「寝てるのか」
「……」
おま…昨日何時に寝たと思ってんだよ。
そして今何時だと思ってんだよ。
「三時間しか寝てね…」
「おなかすいたっ!」
「朝六時から?Σ」
「おーなーかーすーいーたっ」
バシバシ人の肩を叩く真裕はもうすっかりよくなった。
一週間かけて体調を万全に戻し、今ではもう毎日うるさい。
俺も泊まりで家を空けることはしないようにしているし、この数日ずっと一緒にいたからか、精神的にも安定している。
「かえくん今日行っちゃうの?」
「ああ数時間だよ」
「そう…」
少しふてくされた顔をしている。
これなら大丈夫か。
「紅葉から梨音でも守ってろよ」
「それはね、意外と琥珀がやってくれるのよ。可愛い妹をしっっかり守っ…!」
「分かったから落ち着けお前」

