「失礼ながら、私も何度かお休みになるよう申し上げさせていただきました」
「野木さんいつの間にΣ」
やだわ!
みんなしてほんとにもう!
「お前それでよくもまあ、休んでいたと抜かしたな。あ?」
「や、その…」
違…違うのよ…?
あたしあの…。
「…ああ、二人とももう大丈夫」
「はい。失礼いたします。お車の準備はよろしかったですか?」
「ええ。もう出ませんよ」
「かしこまりました」
「あ、ではわたくしも失礼いたします」
……いやだわ。
この人人払いを…。
怒る気かしら…!
「……」
「……」
坂本さんと野木さんが出て行った部屋の中。
あたしはベッドの上で目を泳がせている。
「あ……あのねあのっ…」
…あ…れ…。
とにかく言い訳しようと顔を上げたあたし。
その瞬間、上半身が何かに包まれていた。

