すると、先生は微笑んだ。 聖母マリアや女神なんてのに、並ぶんじゃないかってくらいの優しい笑顔。 「幸せよ。紛れもなく。」 永瀬先生が幸せなら、きっと、いや、絶対にそれ以上にあのクズ教師は幸せだ。 そして、私だって。 「なら、心配しないでください。先生が幸せなら、似た者の私も幸せになりますから。 今が幸せじゃなくても、見つけ出してやりますよ」 今、なぜかこんなに心が痛くても、いつか忘れる時が来るはずだ。 その時、私はきっと先生みたいに幸せだって笑えるだろう。