「・・・よっと!早く帰えんねーと電車でまた二時間待たされるからな」

急いで下駄箱に向かおうと足を進めた瞬間、目の前を何かの布で覆われるようにして暗くなった。突然の事で理解できないみのる。そして、腹に縛られるような感覚。

体が浮かび、数人に何処かへと連れ去られていった。



数分後

「すまんみのる、売店のオバチャンお湯切らしてて・・・あれ?みのるは?」