パット見が子供でも頭の中じゃテロリストな彼女が何故、教師と言う職につけたか疑問な生徒達であった。

「とりあえず、自己紹介するか」

教師が出席番号順から自己紹介を始めた直後、教室の扉がすごい勢いで開かれた。


「うっわ!また遅刻だ!」


そこにいたのは達也とみのる。彼らの視界には、明らかに銃口と思われる金属の筒が見えていた。かなりの至近距離で。

刹那、額に激痛が走る。