「花奈ちゃん花奈ちゃん起きましょうぜ」
そういって頭を撫でてくる私の幼なじみ…で彼氏の高安翔琉。
いやぁね、私起きてるよ?
ただ…ちょっと身体が重くて動きたくないだけ………。
「んんー……。」
「起きないとエロいキスしちゃうぞ」
ガバッ………!!
その言葉と共に、私は勢いよく起きた。
「へぇ、花奈ってこの言葉で起きるのな」
「なッ………///!!!」
そういってニヤッと口の端を上げた翔琉。
悔しい……。
でも、誰だってそんな言葉言われたら起きるでしょ!!
起きない人がおかしい…。
私はそう思いながらも、ベットから降りる。