やったぁ♪
そう言ったのは私な訳がなく、
違う女の子。


私とは遊んでくれた事ないのにね。
どっちが彼女なんだか。
いっそあの女の子を彼女に
すればいいじゃん。
私なんか必要じゃないんだから。


「総…!」

私が呼ぶと不機嫌そうに

「…何。」

冷たく言い放った。


「話が…あるの。
ちょっといい?」

総は少し驚いた顔をして、


「うん…。」

私は皐月ちゃんに
"行ってくるね!"
と目で言うと
"頑張れっ!"
と言われた気がした。