月夜の泪






「はぁー…波留の事といい暴走の事といい…本当気ままな性格だな蓮南は…」


「……波留のこと?」


私…波留に何かしたっけな?
いくら考えても思い出せないしなあ…


「昨日、波留のゲームやっちゃったじゃん蓮南、しかも全クリしちゃったし」


あー…そう言えばあったかも。
でも暇だったんだもんなー…


「仕方ないよねっ」

「……………」


あっけらかんとして言えばじーっと波留がこっちを見てくるので軽く見返せば溜息をはかれた。


もうよくわかんないなあ…


「今度一緒にゲームしよ、ね」

「……仕方ねーなっ…」


言葉とは裏腹に波留の口元は上がっていてそれを見て少し幸せになる。

んー…やっぱ可愛い奴等だなあー…


「あっ、暴走は7時半から」

「じゃあ着替えてくるー」


軽く言い隣の部屋へとのそのそと移動し服を脱ぐ。