「…別にバレてないならいいだろ、それに蓮南から関わったわけでもないし、世界一が簡単に頭下げるなよ」
「…そうだよ!!蓮南は悪くないしなんかあったら僕が凛雪の奴らやっつけるよ!!」
「俺も一緒に凛雪の奴らしめるから!!蓮南が気にする必要ねえよ」
三人の言葉にゆっくり顔を上げればほっとしたように笑顔を向けてくれる。
「…ありがとう…」
つい嬉しくて笑みを溢し言えばぽんっと後ろから頭を撫でられ振り向く。
「…波留」
「蓮南は気にしなくていいだろ」
「……うん」
て言うより…波留いつからいたんだろ…
「よし…まぁ俺も気にしちゃいないし、これからは気を付けろよ」
洋君に肩をぽんっと叩かれ言われた言葉に目尻を下げ微笑む。
本当…海炎の皆はいい奴ばっかだなぁー…

