「…どうします?」

「……ッッ…どうするって…どうすればいいと思う?」


浬津の問いに目を動かし動揺したように私に聞く依頼人。



「…さぁ、どっちでもいいんじゃないですか」


無表情のまま軽く返事をすれば「そんな…」と小さく呟き黙りこくる依頼人。


殺す、殺さない…それを決めるのは私達の任務の中には入ってないし。
任務以外をやるなんて面倒臭い…


「…け、警察に連れていく…っ」

「…じゃあ警察に連絡して」


正直言ってもう飽きてきたし…疲れたから早く家に帰って寝たい。


浬津に伝えれば同じように面倒そうな顔で警察に連絡をし始める。


暫くたち、やっと警察が着き男達は皆警察に連れていかれ私達の任務は終わった。