月夜の泪






「…少しやばいかな…」


一夜明け、私は今布団の上で時計とにらめっこしている。


今日から高校に通うことになってたんだけど既に時計の針は11時近く。


寝過ぎたかなー…まあいっか。



「…支度しよっ」


布団から出てのそのそと着替えてリビングに向かう。


置いてあった煙草に火をつけ一服すればだんだんと能が覚醒しだす。


どうせ遅刻なんだしいーよね。

ご飯を適当に食べ気づけば既にお昼過ぎ。

「行こっと」


がチャリと音をたてドアを開ければふっと12月の冷たい風が体を包む。