暖かさがまだ残る秋にそれは行われた。 教会には幸せを祝福する人で溢れかえっていた。 祝福は気持ちの問題。 結婚式の教会には祝福しない人が居たとしても、それは数えれるほどに過ぎない。 そして私はその数えれるほどの中に居た。 彼もまたその一人みたいだった。 いくら親族とはいえまだ好きな人の結婚式には来たくなかった。 新郎は私の元カレ。 新婦は姉。 なんて複雑な… 指輪を忘れるなんて馬鹿な姉。…全く姉の作戦勝ちだったみたいだ。 気持ちは乗らなかったけど参加決定。