恋奏~love harmony~




         
「もう行くの??」


「まだ4時だぞ
もう腹減ってんのか?

食い意地はってんな」


「ふざけてる??」


「おう」


よかった
ふざけてなかったらどうしてやろうかと思ったよ


「取りあえずブラブラするか
どっかいきたいところあるか?」


「とくには…」


いまは欲しいもんないしな。











「じゃあ付き合え。」


「んー。」


どうせそんなこったと思ったよ


「ついた」


「……ここ?」


「おう」


そこは某ジュエリーショップ
知り合いが見たら勘違いしそうだな

そんなに知り合いはいないんだけどね。


「萌さん??

そういえばもうすぐ萌さんの誕生日だっけ?」


「そう
指輪は婚約指輪があるからピアスでもと思って」


「ふぅん」


「お前相っかわらずそっけないな」


「ほっといて」

今更この性格変えようがないし


「お前も買うか?」


「アクセは尚くんが送るからまたほかの日に何かいいの調達するよ」