お風呂から出るとソウはソファーでコーヒーを飲んでいた あたしがドアを開けたのに気づいて振り向く 「お風呂ありがとう お先です」 「ん」 「ソウも入る?」 「汗流してくる」 「わかった」 じゃあ、ソファーで待ってよっかな するとお風呂に行ったはずのソウが戻ってきた 「どうしたの?」 「髪」 髪? ソウの手にはドライヤーが。 「ありがとう」 ドライヤーを受け取るとソウは今度こそ浴室に消えていった ソウが入るのを確認するとあたしはそうそうに髪を乾かした