食料を片付けると次は食器とかに手をかける

運ぶ為に袋から食器を全て出したところでリビングのドアが開いた




「ソウ?

えっとどうしたの?
寝てないと熱上がっちゃうよ?」


ちょっと驚いてソウの所に駆けより額に手を当てて温度を確認すると

思いのほか高い温度が手に伝わってきた


「やだ、すごい高いじゃん

とりあえず早くベッドに戻って!」


「…マリ」


「え?」


もっとひどくなっちゃうと思いベッドに催促しようとすると

ソウがボソッと何か言うのが分かった


「…居なくなったから…帰ったかと思った」


相変わらず小さい声だけど何を言ってるかは直ぐに分かった


「そっか

迷惑なら薬飲ませたら帰るけど」


「だめ

いて?」