「えっと、 先ほど黒崎様言う方が払いに来まして その時いただきました」 ちょっと困ったような店員さんの声に小春が直ぐに反応した 「黒崎様ってまさか黒崎 奏ですか!?」 突然後ろにいた小春が驚いた声 「はい その方です」 「小春、知り合い?」 知り合いなら良かった ちゃんとその人にお金返せれるし。 「知り合いってそんなわけないじゃん! 説明するからちょっと店出よ」 「…うん」