[凛々]

始業式から1ヶ月がたった「凛々、奈々、麻美明日から修学旅行だよー♪楽しみだね♪」
朝からテンションが高い美海についていけない3人
まぁそれもしょうがない
うちらの学校では明日から修学旅行なのだ
「あ!凛々!!竜にアタックしたら」
「むりだよー」
竜は人気でいろんな女の子に誘われてるから
こんなうちじゃむりだよね……。
でも……一緒に回りたいななんて少し思ってる。

[竜]

明日から修学旅行があるがそんなのどうでもいい。
あー凛々と回りたいな
そんなことを思いつつ
凛々を見る
今日も小さくて可愛いし笑顔がめっちゃいい
そんなことを考えてたら
俺のダチの大輝が来た。
「また凛ちゃんのこと考えてただろー」
ニヤニヤしなが言ってくるこいつだけはなぜか俺の好きな奴を知っている
あいつが言うには結構
バレバレみたいだが
他の奴らはまったく気づいてない
まぁ大輝は俺の幼なじみでもあるから
しょうがないと思う。
「ちげーわ。お前はどうせ美海を見てたんだろ」
こいつは凛々の友達の美海っていう奴と付き合ってる「当たり前だし!!美海可愛いだろー」
こいつは美海にベタぼれだ「はいはい」
こいつののれけは毎日聞いてる。
「お前修学旅行は凛々と回らんのか??俺は美海と回るぜ!!!」
「無理に決まってるだろ」「素直に誘えばいのに!!」「うるせー」
素直になればいいって思ってるけど………
無理なんだ。