「亜莉紗の言いたいことは
わかんぜ。
そりゃオレも、受けた
注文の数だけ提供できりゃ
一番だと思うけどな。
でも実際そうするとなると……」
持ってたグラスをテーブルに
置いて、爽介は後半は
言葉を濁した。
「……わかってる。
全部を三人のパティシエで
手作りしてるんだもん、
現実的にはムリってことでしょ」
「―――残念ながら現状はな」
ドサッと背もたれに体を
預けた爽介を、あたしも
小さく息をついて見つめた。
――ここは爽介の部屋。
週の半分はここで寝泊まり
するようになったあたしは、
今夜も当たり前のように
爽介と一緒にいる。
_
わかんぜ。
そりゃオレも、受けた
注文の数だけ提供できりゃ
一番だと思うけどな。
でも実際そうするとなると……」
持ってたグラスをテーブルに
置いて、爽介は後半は
言葉を濁した。
「……わかってる。
全部を三人のパティシエで
手作りしてるんだもん、
現実的にはムリってことでしょ」
「―――残念ながら現状はな」
ドサッと背もたれに体を
預けた爽介を、あたしも
小さく息をついて見つめた。
――ここは爽介の部屋。
週の半分はここで寝泊まり
するようになったあたしは、
今夜も当たり前のように
爽介と一緒にいる。
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