彼女の左手にあるレジの
辺りを見てもカタログなんかも
見当たらないんで、あたしは
すぐさま彼女に声をかけた。



「すみません。

こちらでクリスマスケーキの
予約をしたいと思って
来たんですが――」










  Continued on 2nd Night…


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