鏡を見た瞬間、呆然とした。



ーー髪が爆発していた。


情けなさで叫びたくのを堪え、そして松下を睨むのを忘れずに髪を急いで整えた。

その間も松下は笑いを堪えるのに必死だ。

…逆に笑いすぎて堪えるのが辛そうだ。


ざまーみろ!!


笑われてるのがあたしでも、そう思わずにはいられなかった。


すごく悔しい気持ちで取り敢えず今は、黙って席に着いた。