すると、その男は

私の髪を引っ張りまた壁に打ちつけて逃げていった。

「っ!!!」


「くそっ待てや!!」

金髪男はあの男を追いかけて行った。

あぁ〜やばい。
さすがに二度も打ちつけると

視界がぼやける。


やばいな・・・ここで意識なくしたら一発で凍死だ。


あぁ、でも死んでもいっか。
私のことをどうか思う奴なんて誰もいない。


未練もないか。