『……ねぇ、何で家に居るの』 甘いキスを交わしたあと、あたし達はベッドに座った。 『え……何でって』 『だって、辞めたのに……』 『華穂が好きだって気付いたから、言いたかった』 『凄い度胸だね』 『………俺、華穂の彼氏でもいたいけど、先生でもいたい。だめか?』 先生は耳を赤くしながら言ってきた。 ……か、か、可愛い。