久しぶりに華穂の部屋に入る。 ………華穂の匂い。 俺はついベッドにうつ伏せて、寝てしまっていた。 ガチャ―――…… 「きゃっ!!!!」 「……ん?」 華穂の悲鳴と同時に起床。 あれ…寝てた? 「…な…んで………」 華穂が驚いた顔をしてる。 「あー……」 特にセリフを考えてなかった俺は思わず 「模試、見せて」 と言った。 「………は?」