「今日サークルで飲みあるみたいだけど来る?」 「………どこっすか?」 少し車を走らせた先にはサークル仲間がいた。 「航平、車?飲めないじゃん」 今までは朱梨さんが話しかけてくれたら嬉しかったけど 今は何にも感じない。 「ちょっとだけ………」 俺はカウンターに座ってぐいぐい飲む。 「航平……何かあった?」 「華穂が意味わかんねぇ……」