俺様甘々家庭教師





先生って、そんなに頭よかったんだ………。



その瞬間、ふと何かがよぎったような気がした。


あれ、この人って、もしかして


あたしの勘だから、わかんないけど………



「名前…聞いてもいいですか」


「三浦朱梨。よろしくね」



…………やっぱり。


先生の好きな、”朱梨さん“。


急に胸に大きな何かが落ちてきたように


苦しくなる―――……。



“7.4 to Akari”



何であたしの勘は的中しちゃうんだろう。


何で先生の好きな“朱梨さん”はこんな綺麗な人なんだろう。