その会話を思い出しながら1人帰る帰り道はやけに寂しい。


勉強…本当に頑張んなきゃ。



にしても、バス停までの道のりは人が多くて本当に嫌い。



なんてイライラしてたら…



何かが落ちた音がした。



ん?

………ネックレス?


あたしのじゃない。

絶対あたしの前の人だ。



でもその人は気付かずに歩いて行く。



あたしは急いでネックレスを拾い上げその人を追いかけた。