冷たく言い放つと蓮也は大きく首を横に振った。 「いや、響ちゃんすっげぇ可愛いから!!!」 そんなドストレートに“可愛い”なんて言われて 照れないわけがない。 「行こうか」 何故か蓮也も照れていた。 遊園地に着くと、あたしも蓮也も絶叫系が好きでジェットコースターに乗りまくった。 だいぶ楽しんだところで、休憩するためにベンチに座った。 辺りを見回すと、家族やカップルだらけ。 「響ちゃん疲れてない?」