家の近くのスーパーに寄って晩飯の買い出しをした。 俺が籠を持って歩き出すと華穂がくるりと振り返った。 「ねぇ、何作るの?」 「え?何って、シチューしかないじゃん?」 「え、そうなの?」 華穂は目を丸くして聞く。 だって華穂のシチュー、もう1回食いたかったから。 「もう」と言いながらシチューの材料をカゴに入れる華穂の肩を叩いた。