正直、先生って呼ばれんのも嫌だけど。 まぁ仕方ない。 「……10月11日の夜、俺んち泊まりに来ねぇ?」 華穂の手の動きが止まった。 ……俺、結構勇気出したぞ。 「勉強も兼ねて…華穂と一緒に居たいんだけど」 華穂の顔がみるみるうちに赤くなっていく。 「……変な事しない?」 「わかんない」 「………もうっ」