「じゃあ、もうこの辺でいいから」 「いや、最後まで送りますよ」 「いいって、もう暗いし小柴君も早く帰りな」 「あっ…でも…」 「じゃあね、ありがと」 私は小柴君から逃げるように急いで走った。 「…ハァッ…ハァ…」 何でだろう… いつもならあんな事言われても全然平気なのに… どうして涙が出るんだろう… 「……るしい…胸が苦しいよぉ……」 私はただ、ただ泣く事しか出来なかった。