「ちょっと、波奈~。
あんたいつの間に小柴君と仲良くなったのよ」





いつって…



「ついさっきだけど…」




「はっ?」


少しばかにしたような顔でこちらを見てくる留里。




「あぁ~、帰りに詳しく話すからさ、行こうよ留里」




「うん、分かった」




留里絶対に信じてないよ…




「まぁ、いっか…」



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「はい、波奈。
今日の事詳しく教えてよね」




「えっ、あっと~…。
今日私が早く体育館に行っちゃって、そしたら小柴君が先に来てたんだよ」




「それで、それで?」