「あ、それとね小柴君」 「はい」 「私、小柴君のファンになっちゃった」 「……は?」 「だからね、小柴君がプロになったら一番のファンは私だから」 「……あの…」 「あっ!! 確か私先生に呼ばれてるんだった。 じゃあ、私行ってくるね」 意味不明な顔をしている小柴君を置いといて、体育館を出た 何か今日はいい日になりそうだ そう思ったある秋の日だった…