「は……?え……あれ…?なに?どういうこと………?」
私の頭の中はこんがらがってしまって
「………だれっ?!」
もう"それ"は"「あほ」だったもの"でもなくなった。
「い、いやぁぁっ……」
「ばかっ…?」
「その名前で呼ばないで!!あなただれ?!あほは?!あほはどこ?!」
「ばか?しっかりしてよ。大丈夫?」
モロイ………
モロすぎるぞ、私の心……
「ばか?ばかってば!!」
なんだ……私を心配してる………
いつもの「あほ」がいる………
もう涙もひいてるんじゃないの………
眠い………
もうなにもかもわからない………
そして私の意識は途切れた。

