カチカチ―… 部屋で一人、携帯に何かを打ち込む男がいた。 『8月24日 殺人事件がありました。』 それは、ちょっとしたイタズラだろうか? 「ユルサナイ―…。」 アパートの5階、 窓から覗いている女は涙を流した。 「ソレダケノツミヲオカシタカラ―…。」 『ソレダケノツミヲオカシタカラ―…。』