あの輝いた瞳、ほっぺのエクボ、横に広がる大きな口元が最高に綺麗だ。


僕には、彼女は蛍のように感じた。

蛍は、体が地味でお尻が光っている。

彼女も外見がとても地味で笑うと内から出て来る彼女のエネルギーが光って見えるようだった。

少し変な例えだけど、蛍は綺麗な水の所にしか生息しないように、彼女も、きっと心も綺麗で育ちもいい感じに思えたから。

彼女の声がこだましてきた、
『あの、温めますか??』
ハッと我に返り、
『あ、そうだ、あた...温めます』

慌ててコンビニを出て弁当を持って家に戻った。