翌日も、彼女の居るコンビニへ足を運んでみた。
彼女はいつも通りにレジの仕事をしていた。
僕は、唐揚げ弁当を持ってレジへ一目散に並んだよ。
僕は彼女の傍に一秒でも長く居られる為に、視界に入る様に考えながら行動した。

レジで支払うお金は財布からゆっくり出したり、領収を切ってもらったりした。

それだけでは何だか物足りなく感じ始め、彼女の事がもっと知りたくなったからだ。

話しかけたいが、こんな僕にそんな勇気などなかった。
だから、僕は一度家に帰り弁当を食べ、今度は車でコンビニに向かった。

車から降りずに、コンビニ周辺をぐるぐる回っていた。
彼女が出て来るのを見逃したくなかったから。

約1時間近くが経過した夜の8時頃に彼女らしき女性が出て来て、どこかへと向かって歩きだしてた。