「やります」




「え・・?」





「任せてください!!
 急な話でびっくりしたけどっ


 この家に住まさせて頂けるなら



 家事ナンて



 全然苦じゃない・・・・かも!です」





私は立ってそういった





家にいさせてもらうだけで



感謝しなきゃだし


なにより!!!


二人の邪魔はしちゃいけないもんねっ!!






「藍夜!!!!
 お前ならわかってくれると
 思ってたぞ!!!」



お父さんはそういって


私の手を




ぎゅ・・とにぎった







・・・・痛いんですけど・・・(-_-;)





「あ、えっと・・・・
 有紀く・・・・じゃくて。



 市ノ瀬先輩、



 イヤとは思うんですが・・・



 迷惑はかけないんで・・・・


 よろしくお願いします・・・」




イヤな顔すると思ったンだけど





市ノ瀬先輩はそんな顔とは



反対の優しい顔をして、




「・・・ん。
 そこまで言うならわかった・・」






と、言ってくれた