unrequited love

「「「「うん。すっごく。」」」」

バカ翔太も、由紀も、圭一さんも、私も答えた。

「僕、お姉ちゃんが2人と下にもいるんで、

なんか、行動が女みたいってよく言われるんですよ。」

「「「「うん。そんな感じ」」」」

「だから、別に女の子に夢とか持ってないんですよ。

姉なんか、風呂上りにバスタオル一枚で冷蔵庫開けて

ビールをプシュってよくやってて。

あ、なんか女の人ってこーゆー一面もあるんだなって。

色々見てるので、あまり幻滅とかなくて」

「お姉さんのバスタオル!ぜひ今度お前ん家、行かせてくれ」

「ちょっ、エロ翔太!」

由紀が翔太の頭を引っ叩く。