「あ!圭一さん!お疲れ様っす!」 皆が一斉に私の真上を見上げる。 彼は、圭一さん。 この人も由紀と同じく バイト歴が長い。 歳も私と由紀より2つ上で某有名大学の院生。 当然ポジションも皆のお兄さん的存在。