ママが作ったのじゃないくせに…
心の中でつぶやいた。



ママはスナックで
働いていて
家のことは何もしてくれない。
2つ上の姉が作るか
コンビニやスーパーの
惣菜や弁当で
離婚してからは育っている。




今日は疲れたなあ…
布団にパタリと
たおれこんだ。



今日のことを思い出す。


大野先生の笑顔が
どうしても頭から
離れてくれない。




「んもぉー!!なにこれ!!」

1人で呟いてみた。



「やっぱ…恋したのかな……」