オシャレな涙『私の気持ちに気付いて…』

それからの一週間、私はママにいっぱい手料理を教えてもらったの。和風はもちろん、洋風も中華もね……


ピンポ〜ン……
ピンポ〜ン……


『は〜い、あら聖矢君いらっしゃい。大きくなって、ますますイケメンになったじゃない!!』


『お久しぶりです。美優奈の手料理、上達しましたか!?ママに教えてもらったって、自慢げに言ってたから、僕も楽しみです。』


『当たり前じゃない。私が教え込んだんだから、味には自身あるでしょ。さ、もう準備はできてるから、早く上がりなさい…。』


『はいッ!!お邪魔します。』


私は着慣れないエプロン姿で、聖矢を出迎えた。


『聖矢、いらっしゃい。今日はたくさんご馳走作ったから、ゆっくり食べてってねッ。』


聖矢は、美優奈のエプロン姿にドキドキしていた…… 照れながら聖矢は……


『美優奈のエプロン姿、なかなか似合ってるよ。』


『当たり前でしょ。私の娘なんだから…。』


私達がキッチンで立ち話をしていると、パパは冷静に………


『聖矢君、ちょっとこっちへ来なさい。男同士で語り合うのも悪くないぞッ!!』


『はいッ。』


パパはどうやらヤキモチを妬いてるみたいだ……

『初めまして、神崎聖矢です。美優奈さんとは幼なじみだったんですけど、10年振りに再会して、付き合う事になりました。』


『そっか…… お互いまだ若いから、結婚までは考えていないと思うけど、まぁ、仲良くやりなさい。』


『お父さん、僕は結婚前提でお付き合いしてるつもりなんですけど…… ダメですか!?』


お父さんの顔色が変わってきた。いつもは冷静なパパなのに、急に早口になって……


『ダメダメダメ!!聖矢君、君達はまだ若いし結婚なんてまだ早過ぎるんじゃないのか!?』


パパが早口で喋ってるぅ…… どうしちゃったの


『パパ、結婚なんてまだしないよッ!!まだうちら10代なんだから、心配しないで…。』


ママが横から口をはさんできた………