オシャレな涙『私の気持ちに気付いて…』

「おはよう!!今日は天気もいい事だし、久しぶりにお昼は皆で美味しいランチでも食べにいこうか。」

おじさんのテンションが高いけど、何か良い事でもあったのかな!?

「美味しいランチですか!?いいですね…… それよりおじさん、さっきからずっとニコニコしてますけど、何か良い事でもあったんですか!?」


「いや、たいした事じゃないんだけど、たまには皆でスキンシップでもとらないとって思ってな!!」


スキンシップかぁ…… 最近は力斗中心の生活になってたから、お父さんやお母さん達とは全然顔合わせてなかったかもしれない……

夜まではたっぷり時間もあるし、今日は聖矢と一緒に親孝行でもしなきゃねッ!!


「聖矢!!今日は皆で美味しいランチを食べに行くんだって…… 力斗を着替えさせて、早く行くよッ。」


10分経っても15分経っても、聖矢と力斗は来ない…… 一体何してんのよッ!!


「ちょっと〜〜 いつまで時間かかってんのッ!?もう先に行くからねッ。」


「待ってくれよぉ〜〜 ベビー服の着せ方がよくわかんなくて、ボタンがチグハグになっちゃうんだけど、これどうするんだ??」

そんな事もわかんないのぉ〜〜
マジでありえない。

無事力斗も着替えさせ、ようやく家から出る事ができた。

亮さんの運転で向かうのは、家から一時間ほど離れた所にあるレストランで、人気MENUが大人ランチらしい……

大人ランチって、お子様ランチと同じ意味なのかな??

「親父、大人ランチって一体何だよッ!!」

「ここの店ではな、大人でも子供でも楽しめるようなランチを作ってくれるんだよッ!!」

お子様ランチはわかるけど、大人でも楽しめるランチって面白そう!!

しばらく車を走らせていると、目の前にはレストラン街が見えてきた……

「ここは母さんとお付き合いしていた頃に、よくデートで来ていたんだよッ!!懐かしいなぁ……。」

「昔と全然変わっていないわねッ。」

おじさんとおばさんは、何だかとても嬉しそうだった。

「到着したぞッ!!」

なんか昔ながらのレストランで、落ち着く感じがした。

「いらっしゃいませ。大人5名様子供1名様ですねッ!!あちらの席へお座り下さいませ。」

なんかご丁寧に案内されちゃったから、変な緊張感だった。

「ご注文はお決まりでしようか……!?」

皆迷わず注文したMENUは………

「大人ランチ5つ下さい!!」

「かしこまりました……。」

どんなランチがくるんだろう…… 私は早くそのランチが見てみたくてたまらなかった。