オシャレな涙『私の気持ちに気付いて…』

「あの〜〜、ちょっといいですか……!?」


「どうしたの……!?」


「出産って本当に大変なんですね…… 私、今回が初めての出産なんで、なんか不安なんです…… こんなビビリの私が、ちゃんと母親になれるのかなって……。」


私の話しを聞いた助産婦さんは、ニッコリ微笑んでこう言ってくれた………


「大丈夫よッ!!誰だって出産の時は不安なの……… 赤ちゃんが産まれてくる時ってね、女の人には不思議な力が出てくるの…… もちろんこの力は、男の人になんて絶対に出せないのよッ!!あなたにもきっと、赤ちゃんが不思議な力をくれるわ…… もっと自分に自信をもって、赤ちゃんと私達を信じてほしいの…… 少しの間は辛いかもしれないけど、一緒に頑張りましようねッ。」

「はいッ!!私、頑張ります。」

助産婦さんと少し話しができただけで、少し落ち着いた気がする………


「分娩室に着いたわよッ!!このガウンに着替えて、分娩台に乗るからねッ。」


私が急いで着替えようとしたら、看護師さんと助産婦の五人ぐらいで素早く服を脱がされて、素早くガウンを着せられた………


「せ〜〜ので分娩台に乗りますからねッ!!せ〜〜のッ!!ゆっくり両足を開いて下さい…。」


「ゆっくり息を吸って〜〜 はいて〜〜 吸って〜〜 はいて〜〜 もう少しで赤ちゃんの頭が見えてきますよ〜〜。」


「ス〜〜ハ〜〜 ス〜〜ハ〜〜 ス〜〜ハ〜〜 イタッ……。」


「もう少しよッ、頑張って!!もう赤ちゃんの頭が見えてきてるからねッ!!ヒッヒッフウ〜〜 ヒッヒッフウ〜〜 はい、力んで…。」


「ヒッヒッフウ〜〜 ヒッヒッフウ〜〜 ウ〜〜〜〜 ハァ、ハァ……。」


カーテンごしから聖矢の声が聞こえてきた……