オシャレな涙『私の気持ちに気付いて…』

「俺、大切だったはずの婚約者の事まで忘れてしまうなんて、マジで最低だよな……。」


亮さんは一体、美咲さんの事をどこまで思い出せたのだろうか………

「兄貴は最低なんかじゃない…… 兄貴はずっと、ずっと美咲さんの事を大切にしてたじゃないか……。」


亮さんは唇を噛み締めて、何かを思い出しているかのように見えた………


「俺は美咲にプロポーズした後、お袋と親父に美咲を会わせたんだ…… その時美咲は、あの小鳥の音色を耳にして、目を閉じながら何かを口ずさんでいた。


美咲さんは一体何を口ずさんでいたのだろうか………