オシャレな涙『私の気持ちに気付いて…』

私は聖矢と話してても、動悸や息切れで苦しむ事はなくなっていた…… もう不安な事なんて、何もないんだから。

「そろそろ電話切るけど、明日は一緒に病院へ行こうなッ!!」

「うん!!じゃ〜また明日ねッ。」


私は電話を切った後、急いで家に帰った……


「ママ〜、パパ〜、ただいまぁ〜、遅くなってごめん……。」


あれッ!?二人とも返事がないけど、怒ってるのかなぁ…… ヤバイ、どうしよう〜〜。


「美〜優〜奈〜、遅いじゃないのッ!!今日は何の日か、忘れてるんじゃないでしようね〜〜。」


私は慌ててカレンダーを見た…… あッ!!今日はママとパパの結婚記念日だったぁ!!毎年ママとパパの結構記念日には、家族皆で外食するってお決まりだったのに、すっかり忘れてたよ……


「美優奈、もうこんな時間だから、お寿司でも出前とるか!?」


するとママは………


「パパ〜〜〜!!こんな日まで冷静でいられるなんて、信じられない!!」


パパの冷静さは、いつも私の救いになってるんだ…… 短気のママでもパパが冷静だから、いつの間にか、怒るのを忘れてくれちゃうんだよねッ!!


ピンポーン………

ピンポーン………


「はぁ〜い!!」


「こんばんわ!!寿司侍です。ご注文された特上寿司をお届けにまいりました。」

「やったぁ〜〜!!特上寿司なんて久しぶりッ!!パパもママも早く食べようよッ。」


「あんたすっかり病気が治ったみたいだから、明日からはまたビシビシいかせてもらうからねッ!!」


病気が治って良かったけど、ママの前ではずっと仮病でいようかな…… エヘッ……。