地味子、不良になる





「涼ありがとうホント助かった」


「あぁ大丈夫。あいつらホント絡みだるい」


「ここんとこの話してなんやけどな、こいつ雷輝に抱きつかれて気失った事あんねん。うけるやろ?」


「抱きつかれて気失う!?うけるまえにびっくりだよ!どんだけ力強いの…」


「あん時はお花畑いったんだよな…」



よかったね戻ってこれて!
戻ってこなかったら会えなかったもんねっ!




「秋子ーっ‼︎ふっふっふぅー」


「えっなになになになに!?」


二人と話してたら急に後ろから朱鳥が抱きついてきたみたい
心臓止まるかと思ったっ!!




「これなぁーんだ?」


「化粧品…だよね?」




確かに朱鳥がいつも使ってる化粧品が握られていた。えっ?何かいつもとちがうの?